こんにちは。
なかい予備校グループなかい水泳予備校 名古屋校の島﨑です。
先日まで実施していた競泳コース向けのキャンペーンで受講いただきましたジュニアスイマーの皆様ありがとうございました！
「短期集中で競技力UP」を目指して、皆様、とてもレッスン頑張ってくれました！
今回参加いただいた方々から聞いた中で気になったお悩みは…
「100m個人メドレーの記録を向上したい。」でした。
そこで本ブログでは、100m個人メドレーの記録を向上するために練習やレースの時に”何を”意識すれば良いのか、3つのポイントに絞ってお伝えしていきます！
私の個人メドレーとの関わり
私が競泳で個人メドレーを専門種目としていた期間は13年間です。
小学3年から本格的に個人メドレーを専門種目として始めて、小学4年で全国ジュニアオリンピックに出場しました。
中学、高校では個人メドレーでの全国大会出場を逃しましたが、大学3年の時には全国屈指の強豪校でレギュラーに入り、全国大会に出場することができました。
この経験や新しい知識や情報をもとに、現在は子供〜大人の方まで幅広く指導しております。
100m個人メドレー攻略法3選！
早速ですが、個人メドレーで記録を伸ばす際に意識して欲しい3つのポイントを先にお伝えします。
①1泳目のバタフライは2割程度の力で泳ぐ！
②自分の強みと弱みを理解し、存分に自分の強みを活かす！
③4泳目の自由形はバタ足をしっかり打つべし！
では、一つずつ解説をしていきます。
①1泳目のバタフライは2割程度の力で泳ぐ！
なぜ2割なのか？それは4泳目の自由形まで体力を温存するためです。
個人メドレーではバタフライを1番始めに泳ぎます。
このバタフライを100%の力を出し切って泳ぐことでそのあとに続く、背泳ぎ→平泳ぎ→自由形へ行くまでにスタミナ切れをしてしまいます。
結果的に目指している記録より大幅に遅くなってしまうことはよくあることです。
ここで注意して欲しいことはスピードを落として、ゆっくり泳ぐことでは無いということです。
体力を残しながらも楽に速く泳げるようにすることです。
腕の掻きとドルフィンキックのタイミングをしっかり合わせること。
手が水の中に入った後には、体重移動をすることを忘れずにバタフライは泳ぐようにすると楽に速く泳げます。
②自分の強みと弱みを理解し、存分に自分の強みを活かす！
個人メドレーは4泳法全てを泳ぐので、人それぞれ得意な種目と苦手な種目があることが多いです。
私自身は、背泳ぎに苦手意識があり平泳ぎを得意としていました。
レースで泳ぐ時は前半のバタフライと背泳ぎで周りに離され無いように泳いで、平泳ぎと自由形で周りを追い抜いていくプランを立てて、実行していました。
レース後半に勝負を仕掛けるレースプランです。
また、後半に勝負を仕掛ける理由はもう一つありました。
それは持久力に自信があったからです。
自分の強みを複数集めると自分オリジナルの個人メドレーの泳ぎ方を生み出すことができます。
まずは、自分の強みと弱みを書き出してみましょう。
少し行き詰まったら、コーチやご家族の方にヒントを求めることも良いアクションです。
ちなみに全種目が得意という場合は個人メドレーを泳ぐことが楽しくてしょうがないと思います！どこで仕掛けるか、自分なりに創意工夫をしてみましょう。
③4泳目の自由形はバタ足をしっかり打つべし！
4泳目の自由形では持っている力を出し切ること、スピードを上げていく為にバタ足を細かく速く打つことがとにかく大事です。
①に繋がりますが、4泳法目のクロールを迎えた時にスタミナ切れの状態であるとラストスパートをかけることは非常に難しいです。
どうやったら、自由形の時にバタ足を打ち続けられるようになるのか？
それは日頃、個人メドレーの自由形の時にバタ足をしっかり打つことです！
テストや計測の時だけ意識して出来ることではありません。
日々の鍛錬によって鍛えられていきます。
個人メドレーを強化したいと思っているジュニアスイマーの皆さんは、以上の3つのポイントを習得し、記録をどんどん向上させていきましょう！
記憶に新しい、東京五輪で個人メドレー2種目金メダルを獲得した大橋悠依選手も作戦を練って個人メドレーを泳いでいました。そのことがわかる記事を載せていますので気になる方は読んでみてくださいね。
https://sportiva.shueisha.co.jp/smart/clm/othersports/swim/2021/07/26/post_4/
今回は泳ぎの部分に絞ってお伝えしましたが、ターン動作も物凄く大切です。ターン動作もなんとなく練習するのではなく、意識を持って練習を重ねていきましょう！
なかい水泳予備校 名古屋校では水泳のマンツーマンレッスン・プライベートレッスンを行っています。
年齢・性別・障害の有無に関わらず、水泳を通じて心身の発達や健康のサポートすることを目的としています。講師達は水泳のエキスパートですので、どんな小さい事でも困っていることや悩んでいることなどございましたら、気兼ねなくお問合せくださいね♪
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