こんにちは。
なかい予備校グループなかい水泳予備校の島﨑です。
少し前になりますが、2022 FIFAワールドカップが開催されていましたが観戦していましたか?
日本はベスト16という素晴らしい成績を収め、予選リーグでは強豪国のドイツ&スペインを撃破!
世界中を湧かせ、新たな歴史を創りましたよね。ほんとにブラボーでした!!
この大活躍の裏には、きっと選手達の恐れや不安があったと思います。
それでも、日の丸を背負って戦ったことは尊敬に値します。
私はサッカーを経験したことはありませんが、競技スポーツとして競泳をやってきたので重圧を感じながらプレーする時の怖さがあることは物凄く理解出来ます。
自分の周りに応援している人がいると、人はその期待に応えようとして心の中で「自分が目標としている結果が出せなかったら、どうしよう。」と無意識に思考が働くことがあるからです。
しかし、恐れや不安はトップアスリートだけが感じているのではなく、私が一緒に水泳のレッスンを行なっている子ども達も感じているものです。
誰でも、新しいことにチャレンジする前は「怖い…。」「出来ない…。」と言葉にしますよね。
今回は恐れや不安があっても、チャレンジ出来るような精神の鍛え方をお伝えしていきます。
なぜ恐れや不安を感じるのか?
人はなぜ経験したことがないことや結果がどうなるか分からないことに対してお恐れや不安を感じるのでしょうか。
人類の歴史を簡単に振り返ってみましょう。
何十万年前と遡り人類は皆、過酷な環境下で生き延びなければなりませんでした。
いつ猛獣に襲われる、敵にいつ攻撃をされるか、どうやって食べるものを確保して生き抜いていくかを考えなければなりませんでした。
今の時代は住む家があって温かいご飯が食べることが出来る。暖かい布団でゆっくり眠ることができるようになり、本当に豊かになりました。
しかし、我々の身体の細胞にプログラムされている危険を避けて安全に生きる「生存本能」は今も変わらず働いています。
恐れや不安という感情を抱くということは、「ここは今、危険だ!」ということを自分の身体が自動的に察知しているのです。
例えば自分の顔をプールにつけることが出来ずに怖がっている時は、「口から水を飲んで、苦しくなったらどうしよう。」「鼻から水が入って、息が出来なくなったら嫌だな。」と思考が勝手に働いています。
これが「生存本能」というものです。
これは子どもも大人も関係ありません。
恐れや不安という感情を止めることは不可能に近いです。
しかし、自分の身に危険がある時に、自分の中で、このような思考が働いていることを理解していれば「今、少し不安を感じているなぁ」と自分自身を客観的に観察することができます。
そうすれば焦ることなく、落ちついて物事に取り組むことができるので新たな視点を育んでいくことをおすすめします。
以下の詳細を参照してもらうと脳の仕組みについて理解を深くすることができますので、興味が湧いた方はチェックしてみてください。
出来なくもチャレンジしたことが素晴らしい!
学校教育の学習では正解か不正解というように答えがはっきりしています。
私自身、小学生の時から「失敗しないように」とか「間違えないように」と考えていることがよくあったことを覚えています。
このような考えを持って水泳の練習を取り組むと「プールに顔をつけることができなかったからダメ。」という評価の仕方になります。そうすると「自分って出来ないんだ。」と気持ちが沈み、自信を失い、泳ぎたい!という気持ちも無くなってしまいます。
このように悪循環なループにはまってしまわないようにするために、重要なことは、結果の評価だけでなく、過程の評価もすることです。
先日、私が担当した子どものレッスンで背面浮きを教えていました。
初めの方はプールの中で上向きに浮くということが考えられなかった様子で、補助をしながら背面浮きをした時に身体がとても力んでいました。
その子が背面浮きをチャレンジして上手くできなかったとしても、私はその子が一回チャレンジするごとに「おー!いいね!」と言葉をかけるようにしていました。
すると、自然と子どもはチャレンジすることが楽しくなっていき、上手くいかなかったとしてもチャレンジを繰り返していくようになりました。
その子は短時間で背面浮きが出来るようになり、水泳の新しい技を習得することができました!
家のお手伝いや勉強に関しても同じです。
結果だけを見るだけでなく、その過程も見て言葉がけをすると子ども達は自己肯定感が高まっていきます。結果に囚われず、チャレンジすることが楽しい!という感覚を育んでいきましょう。
子どもの頃からチャレンジ精神を鍛える
子ども達には水泳を通じて、「夢や目標に対してチャレンジすることが素晴らしい」とお伝えしています。
それはなぜかというと、大人になると家族や周りの環境、仕事が忙しいなど様々なことを理由でチャレンジすることをしなくなる方が多いなと私自身感じているからです。
例えば、大人になればなるほど「現実を見た方がいい」「そんな仕事はやめておいた方がいい」というように周りから厳しい声を浴びることもあります。
そのような言葉を浴びると「自分の決めた道を進んでよいのか?」と不安を感じることあります。
不安を感じることをネガティブに捉えがちですが「周りは不安に思うかもしれないけど、自分の人生では今まで経験したこと世界に触れることができるからワクワクする。」というようにポジティブに捉えることもできます。
不安に感じながらもチャレンジする過程を楽しむ。
なぜ、恐れや不安を感じてもチャレンジすることが出来るのか。
それは水泳を通じて幼少期から恐れや不安があっても自分の夢を叶えたいと思ってチャレンジしてきた経験があるからです。
自分が望む結果が出なかったとしても起き上がり、何度も挑戦することを繰り返す。チャレンジすることに意義があるのです。
チャレンジすることは人の精神や肉体を鍛え、大きく成長させてくれるものです。
私と一緒に水泳を通じてチャレンジ精神を鍛えていきましょう。
きっと、充実した生活を送れるようになりますよ!
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