こんにちは。
なかい予備校グループ なかい水泳予備校 名古屋校の島﨑です。
夏至が過ぎて、本格的な夏が到来ですね。
これから暑さは日に日に増していくと思いますので、熱中症対策をしながらお過ごしください。
ジュニアスイマーの皆さんも大会シーズン真っ最中で「自己ベストだ!」「全国大会の制限記録を突破出来た!」と嬉しい時もあれば、「ベストタイム出なかった。」「練習頑張ったのに。」と悔しい時もありながら水泳に取り組んでいると思います。
嬉しい結果を出せている人は、その調子でどんどん練習してくださいね!
悔しい結果だった人は、悔しい結果が続く時もあると思います。そんな時は、今からお話しすることを、少し意識してみてもらえたらと思います。
私自身、選手として水泳をやっていた時は1〜2年程自己ベストを更新出来ずに苦しい時期が続いたことがあります。
「プールで泳ぎたくない。」「練習したくない。」と思った時が何度も経験があります。
今回の内容は過去私が経験したようにタイムが伸び悩んでいる方に向けてスランプの抜け出し方3選をご紹介していきますので、参考にしてみてくださいね。
1、体のことに詳しい専門家に相談してみる。
思ったような結果が出ていない時は、体の歪みや疲労が溜まり過ぎていることが一つ考えられます。
日頃指導を受けているコーチにも相談すると良いですが、体のことに詳しい専門家に相談することがおススメです。
家の近くには整骨院や整体など体を整えてくれる場所があると思いますので、価格も調べて通いやすい場所へ足を運んでみましょう。
私の場合は整体ではなく整骨院へ行き、柔道整復師という国家資格を持った方に施術を行ってもらいました。
私の体は専門家の方に見てもらうと
・お尻の筋肉が硬い
・背中の筋肉が硬い
・関節の可動域が狭い
という体に疲労がものすごく溜まった状態であることが分かりました。
現状に気づき、良くしていきたいと思った私は週1回程のペースで整骨院に通いはじめ、柔道整復師の方に全身の筋肉をほぐしてもらうことや専門の機械を使って血液の循環を良くし、筋肉を緩めてもらました。
また、関節の可動域を広げていく為にストレッチ方法も教わり、自分の体を自分で意識するように変化へ繋がりました。
私のように自分の体の現状を知ることが出来れば、自然と次にどのような行動を取ればよいのか明確になりますので、自分の体のことがよくわからない方は専門家に相談してみましょう。
2、自分の体の現状をコーチに共有する。
専門家の方に自分の体のことを相談し現状が理解出来たら、日頃から指導を受けているコーチにも共有しましょう。
私の場合、筋肉が硬くて関節可動域が狭いということをコーチ共有し、体の調子が良くても悪くても必ず続けていこうとコーチと話し合い、以下の2つの課題が生まれました。
・水中練習が始まる前に体幹トレーニングを行う
・寝る前には必ずストレッチを行う
泳ぐ前に体幹トレーニングを行うことで、泳いだ時に体は安定した状態で水中を進むことができます。具体的なトレーニングとしてバランスボールの上に3分間乗り続けたりメディシンボールという重たいボールを投げ合ったりして体を鍛えていきました。
寝る前にストレッチを行う理由としては、入浴後で筋肉がほぐれていて関節可動域も広がっているからです。また寝る前にストレッチをすることは副交感神経も優位に働き、眠りの質も高めてくれる効果があります。
コーチにも共有することで泳ぎが崩れていたり、疲労が溜まっていることに気がついてくれることがあります。自分の感覚では体に疲労が溜まってないようでも他人から泳ぎを見るとフォームが崩れていて疲労が溜まっているように見えることがあります。
自分の感覚を鋭くしていく為にも、コーチの力も借りて競技生活を送りましょう。
3、家族やコーチと自分自身が何のために泳いでいるか、共に話し合ってみる。
自分自身が思ったような記録や結果が出ていないと「自分が頑張ってないから結果が出ないんだ。」と自分で自分を責めてしまうことにも繋がってしまうことがあります。私は1人で抱え込んでいたことがよくありました。
しかし、ネガティブな出来事を繰り返し思い出して悩んでいても解決しなかったので当時のコーチと自分が何のために泳いでいるか、話し合いました。
コーチと話をして自分の心の中に抱いていたことは、自分が泳いでベストパフォーマンスをすることで家族やコーチ、共に練習をしている仲間と喜びを共有できるという気持ちを持って日々泳いでいることだということがわかりました。そして分かるだけでなく、言葉にすることが出来ました。
言葉に出来たことでモヤモヤしていた気持ちが少し軽くなって「もうちょっとがんばってみよう」と前を向けたことを今でも覚えています。
また、結果を出さなきゃと思いすぎていて自分で自分の首を絞めていたことにも気づきました。小さな子供が水遊びをして楽しんでいるような純粋な気持ちで水泳を取り組んでいないことにも気づきました。
調子が悪い時に、一度立ち止まることは少し勇気がいることですが、私はとても大切だと考えています。
そして、1人で抱え込むのではなく身近な方とお話しすると自分では気づけなかった気持ちに気づくことが出来ます。
スランプの抜け出し方3選という内容をお伝えしました。
今回の内容をヒントに、小さな一歩で良いので行動してみましょう。何に取り組んでいいかわからないという方は①〜③に取り組んでみてください。3つ取り組んでいく中で自分なりの取り組み方も生まれてくると私は考えています。
スランプは1人で抜け出そうと思わずに自分オリジナルのチームの方々にサポートを受けて、前に進んでいきましょう♩
なかい水泳予備校 名古屋校では、水泳のマンツーマンレッスン・プライベートレッスンを行っています。
・練習を頑張っているのに結果がでない。
・目標にしている大会に向けて、更にレベルアップしたい!
・水泳が楽しくない。
このように悩みを抱えている方いましたら、どんな小さい事でもなかい水泳予備校へご相談くださいね。
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