【大人のスイマーの方へ】楽しみながら泳げる水中トレーニング3選!

こんにちは。
なかい予備校グループなかい水泳予備校名古屋校の島﨑です。

先日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で「侍JAPAN」が14年ぶりに世界一を奪還しましたね!!
選手たちが日本代表として戦っている姿を見ているだけでも、エネルギーをもらえますよね。
私の中でとても印象的だったのは、大谷選手が少年のように野球を心の底から楽しんでプレーしている姿でした。
大谷選手のプレーを通じて、大人になっても、子供心を持つことの大切さに改めて気づきました。

大人のスイマーの皆さんは、日々楽しんで泳いでいますか?
黙々と泳ぐこともいいですが、それでは飽きてしまいます。
時には遊び心を持って泳ぐことも大切だと私は考えていますので、今回は大人のスイマーの方が楽しみながら泳げる水中トレーニングを3つご紹介します。

ご紹介する楽しみながら泳げる水中トレーニングは以下の通りです。

  1. ゲンコツスイム
  2. ビート板挟みクロール
  3. ヘッドアップスイム(顔上げスイム)

一つずつご紹介していきますので、日々の水中トレーニングで取り入れることが出来そうであれば是非チャレンジしてみてください♪

1.ゲンコツスイム

目的:水の感覚を養うための練習。
意識する身体の部位:手、前腕
【やり方】
1.手の形は、まずは親指を曲げる。
2.他の指も順に曲げていく。
3.ゲンコツの形が崩れ無いようにして泳ぐ。
実際に手をゲンコツの形にして水を掻いて進もうとする水をあまり捉えられず、スカスカするような感覚があります。
この感覚は悪いことではありませんのでご安心ください。
なぜかというと、普通に泳ぐ時の手の形より手の面積が小さくなっているからです。手の面積が小さいと水を押している感覚が無いように感じます。しかし、ゲンコツスイムを何度も繰り返し泳いだ後に、普通に泳ぐ時の手の形に戻してみてください。手に水が当たる感覚をものすごく感じることが出来ます。手全体に水が当たっている感覚をちゃんと感じることができればひと掻きで進んでいく距離は長くなります。結果、省エネで泳げるようになります。
「水感ないなぁ」と感じている方にとってはおススメの練習方法です。

2.ビート板挟みスイム

目的:ビート板の浮力を利用し、少ない力で泳ぐための練習。
意識する身体の部位:上半身(背中、腕)
【やり方】
1.ビート板を縦にして太ももに挟みます。
2.キック動作は使わずに腕の掻きのみで進みます。
ビート板1枚でも浮力を感じることができますが、2枚使用するとより浮力を感じることが出来ます。
泳ぐ時に下半身が沈みやすい方はビート板を挟むことによって浮力と重心のバランスが整い、身体がフラット(一直線)になります。フラットになれば水の抵抗が少なくなり、推進力のある泳ぎができます。身体がフラットになれば使う力も少なくなるので省エネになります。
また、この練習ではクロールで行うことをおススメします。なぜならクロールは泳ぐ時に身体の上下動が少ないため、太ももに挟んでいるビート板が外れにくいからです。慣れてきたら、他の種目にもチャレンジしてみましょう!
※太ももに挟んでいたビート板が外れると、他の方にビート板が当たってしまう可能性があります。十分に気をつけてこの練習を行うようにしましょう。

3.ヘッドアップスイム(顔上げスイム)

目的:体幹強化のための練習。
意識する身体の部位:全身
【やり方】
1.顔を水面よりも上にした状態にします。
2.頭の位置がブレないようにして腕を掻いていきます。
3.下半身が沈むような姿勢になるので、キックは細かく速く打ちます。
このトレーニングでは、身体の軸を安定させて泳ぎ、体幹を鍛えることができます。夏に海で泳ぐ方はこの水中トレーニングはおススメです。海はプールの水と違い、海水で透明度も濁っていることが多い為、水中で前方を意識することが難しいです。そのため海では顔を上げて泳ぐことが多いです。
体幹を強化しておくことで全身が疲れにくくなり、海で遊ぶことがより楽しくなります♪海で泳ぐ時は安全に泳げるように知識を少しだけでも入れておくと良いですよ。以下の詳細を参考にしてみてください。

参考:https://www.cole.p.u-tokyo.ac.jp/curriculum/696

ご紹介した3つの水中トレーニングは楽しく、かつ泳ぐ為に必要な筋力を鍛えることができます。水の中で遊んだり、泳いだりすることが「楽しいなぁ♪」と子供心を思い出すつもりでチャレンジしてみてください!

なかい水泳予備校 名古屋校では、水泳のマンツーマンレッスン・プライベートレッスンを行っています。
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