考えることをサボらない。

こんにちは!
なかい予備校グループなかい水泳予備校名古屋校の島﨑です。

名古屋校がスタートしてから数ヶ月が経ちます。
幼児・小学生・大人の方からお申込みをいただいており、とても嬉しく思っております。

水泳を習う「目標」は人それぞれです。
なかい水泳予備校名古屋校のレッスンを受けてくださっている子どもたちは、「泳げるようになりたい!」という目標を持つ子どもが多いです。

子どもの頃の水泳で、よく掲げる目標として「25mクロールを泳ぐ。」という目標があります。
水泳を始める時に、一番わかりやすく掲げやすい目標だと思います。

しかし、この目標はゴールでしょうか?
私は、この目標は、通過点に過ぎないと考えています。
なぜなら25mクロールを泳げるようになれば、その先の未来に楽しい事がたくさん待っているからです。

例えば、旅行を計画する時に旅行先で何をするのかを考えますよね?
泳ぐことができれば、海や川でアクティビティをするという選択が視野に入ります。
泳ぐことができない場合よりも、選択肢が増えます。

また、そのアクティビティを一人ではなく複数人で楽しむことができたら、素敵な思い出ができて、人生を豊かにしてくれるのです。
そのように考えると「泳げるようになりたい!」と思ってレッスンに取り組むことは、非常にワクワクした気分になりますよね。

では、どうやって目標に向かって練習を進めていくのかのヒントをお伝えします!

『考えることをサボらない。』

「怖い」ことから逃げない

目標を決めて練習をしていくと、さまざまな困難が待ち受けます。
水泳の初めの段階でよく困難として挙げられるのは、「顔つけ・口からブクブク・鼻からブクブク」の水慣れです。

その段階で、一度水を飲んでしまったりすると「水に顔をつけたら水を飲む」ということが自分の思考内にインプットされてしまいます。
そうなると、顔をつける=「怖い」となってしまい、チャレンジという気持ちがなくなってしまいます。
しかし、「怖い」という感情はスランプでもなんでもなく、チャンス到来の合図ですなのです!
チャレンジしているからこそ「怖い」と自分の内側から出てきているので、ここで逃げずに「怖い」と向き合ってみましょう。

「怖い」を共に深掘りしていく

「怖い」が出てきたら、なぜ「怖い」と感じているのか深掘りをしていきましょう。
先日、鼻からブクブクすると水が入るから「怖い」と感じるというお子さんが居たので、共に考えていきました。

①まず口からブクブクする時は「怖い」か、確認する。
「怖くない!」とすぐに返答してくれました。
水を飲んだりすることなく、余裕でできることが共に確認することができました。

②次に、なぜ「水を飲んでしまうのか」原因を深掘りしてみる。
鼻を水の中に入れると水が鼻の中を通り、喉の方まで水が行ってしまう。
そして、喉が痛くなる。
口からブクブクしたときには喉が痛くならなかったのに、鼻からブクブクすると喉が痛くなったということがわかったのです。
私が答えを出したのではなく、お子さんが自分で気づけたのです。これは大きな気づきです。

③喉を痛くしないようにするために対策方法を考える。
口からブクブクするときには出来ていて、鼻からブクブクするときには出来ていないことは「息を吐く」ということ。
質問を投げかけていくうちにお子さんの対策方法を自分で発見することができました。
鼻からブクブクするときは「口を閉じて、鼻から息を吐く」あとは実行するのみです。

④勇気を持ってチャレンジする。
わかっていてもなかなか勇気が出ない。
ここは勇気を持ってチャレンジするという自分自身との戦いです。
チャレンジして水を飲んでしまっても失敗ではありません。
勇気を持ってチャレンジことに成功であり、価値があります。
繰り返していくと次はこうしてみようという意識が生まれ、どんどんと成長していきます。

結果そのお子さんは水慣れが楽しくなり、難なく泳ぐ練習へとステップアップしていきました。

『考えることをサボらない。』

子供のうちから「考える力」を身につける

言われたことを淡々とやっていくことでも、泳ぎの上達はしていきます。
しかし、泳ぐことを通じて「考える力」を養うことなく、成長してしまいます。
この「考える力」を養っておくことは自分自身が生活や仕事するときには思いがけないアイデアを生むことや、困難にあたったときに「今のベストは何か?」と自問自答することができます。
良い方向へ導く機会を作り出します。過去の自分は考えることをサボり嫌なことから逃げていたなと感じます。
答えをもらうのではなく、答えに至るまでの過程を考えることを大切しましょう。

米国メジャーリーグのシーズン最多安打記録や10年連続200安打など多くの記録を保持するイチローさんの名言に「考える労力を惜しむと、前に進むことやめてしまうことがあります。」という言葉があります。
だからこそ、世界のトップで活躍し続けられたのだと思います。

参考

なかい水泳予備校【名古屋校】では、利用者の方へ日常の生活が楽しく少しでも豊かになってもらえるようにアドバイスなどを行っています。
是非、水泳予備校【名古屋校】で一緒に【考える力】を身につけていきませんか?
体験から始めることができますので気兼ねなくお問い合わせください。