こんにちは!株式会社なかい水泳予備校グループの、なかい水泳予備校【名古屋校】です!
なかい水泳予備校【名古屋校】では、「水泳」からお子様の運動発達を促します!
ところで、みなさん!水泳を習ったことありますか?
水泳は年齢関係なく、何歳からでも始めることができ、一生涯を通して楽しめる魅力的なスポーツだと言えます。
「泳ぐ」ことで期待される効果は…
●全身の筋力アップ、基礎代謝が上がる
●風邪をひきにくくなる
●脳の活性化、認知症予防
●負担をかけないリハビリ、疲労回復
などがあげられます。
このように、水泳は身体にとてもいい影響を与える運動です。
そんな水泳の中でも、競泳は「泳ぐためのスキル」以外にも、たくさんの学びがあると言えます。
競泳で学んだスキル
私自身、5歳から水泳を始めて小学生になる頃には競泳を始めていました。
大人になって社会人として社会に出た今、ふと競泳選手として活動していた頃を思い出し、「競泳をやってきてよかった!」と感じることが多々あります。
なぜなら、競泳で学んだスキルが、競泳を辞めた今でも自分の人生で活かされていると感じるからです!
競泳を通して学んだ泳ぐためのスキル以外のスキルというのは、具体的にどんなスキルかというと・・・
●目標達成に向けて行動する力
●自分の強みを伸ばす能力
●食事管理能力
●時間管理能力
●分析力
●オンとオフのメリハリ
●挨拶や言葉使いなどの人間力
などです。
今回は、この中から【目標達成に向けて行動する力】をピックアップして解説してみようと思います。
目標達成に向けて行動する力
目標は人それぞれではありますが、自分が立てた目標に向かって、どうしたら達成できるのかを考えて、行動する力や練習する力はとても重要ですね。
目標達成は一朝一夕ではできません。
いきなり目標達成できる訳ではなく、そこまでのプロセスを考えることが重要です。
私は、競泳の中で、この力を得ることができたと感じます。
競泳をやっていると次のような目標が立てられることが多いのではないでしょうか?
例えば・・・○月までに50m自由形を○○秒で泳ぎたい
私自身の小学4年生の時【目標】も、「50mバタフライを33秒台で泳ぐ!」でした。
これは当時の全国ジュニアオリンピックの制限タイムを突破する記録です。
「夢の全国大会に出たい!将来は日本で活躍できるような選手になりたい!」と思っていました。
そこで私は、その目標を達成するために、プロセスを考えました。
①目標から【計画】を立てる。
・ドルフィンキックに苦手意識があるからスタートした後はすぐに浮き上がって、ストロークをし始めよう
・身体が細く、パワーが弱いから食べる量と質を考えよう
・身体の可動域が狭いからストレッチは入念にやろう
②立てた計画を数ヶ月【実行】する。
③試合が行われたら【評価】をしてみる。
・浮き上がりの時に呼吸をしてしまい、スピードが減速する。
・食事の内容を意識しているが、疲労回復スピードが遅い
・まだ泳ぎに力みがある
④次のレースに向けて【改善】する。
・練習中、スタートとターン後のひと掻き目は呼吸をしない
・練習後はなるべくすぐに栄養補給をする
・ストレッチと共に練習前に陸上トレーニングを取り入れる
小学4年生になる前に立てた私の目標は、約1年の月日をかけて数々のチャレンジと失敗を繰り返し、達成することができました。
しかし、当時はまだ一人で考えて行動することはできなかったので、指導してくださったコーチや、サポートをしてくれた家族のおかげで実現することができたと思っています。
このように、【計画(Plan)→実行(Do)→評価(Check)→改善(Action)】
の4段階を繰り返して業務を継続的に改善する方法をPDCAサイクルと言いますが、
このPDCAサイクルを回すことで自分自身の成長を楽しむことができ、目標達成へより近づくことができるのです!
では、他にも、このPDCAサイクルが日常の社会生活の中でどんな風に活用されているかをご紹介します。
日常生活の中でのPDCAサイクル
<ダイエット>を例に挙げてみましょう。
【目標】来年の夏までに体重を○○kgにする!
このような目標を立て、この目標を達成するにはどうしたら良いかを考えますよね。
①まずは【計画】を立てます。
・1ヶ月1kgペースで落としていく
・週に2回は筋トレ、有酸素運動1日20分
・糖質、タンパク質、脂質を考えて食事する
計画を立てる時には、ゴールから逆算し、今するべきことを明確にします。
②するべきことが明確になったら、それを【実行】をしてみます。
③そして、実行した後に、【評価】をしてみましょう。
1ヶ月しても体重に変化がなかった…。
・筋トレも有酸素運動もできている
・食事も意識してできている
④評価をしたら、次は【改善】してみる。
・筋トレの時にどこの筋肉を使っているか意識しよう
・食事を記録して、栄養が足りているか確認しよう
・休養、睡眠も疎かにしないようにしよう
うまくいかなかった場合は、どの部分をどのように改善したら目標が達成できるかを考えて、プロセスを修正します。
このように、PDCAサイクルは、身体づくりの他にも、仕事や日常の生活の中でもこのスキルは大いに活かされます。
また、年齢とともにそのプロセスを自分で考えるようになります。
私も、中学→高校→大学と進むにつれ、自分で考えて行動するという力を身につけ、受け身では無く、自らアクション(行動)を起こすようになりました。
私の場合、競泳人生の中では、
・全国中学出場まで、あと0.8秒。
・インターハイ出場まで、あと0.2秒。
・全国大会のメダルまで、あと0.1秒。
と、数多くの悔しい経験をしましたし、何度も挫折をしました。
自分が掲げた目標を達成するのは、本当に難しいなと思いました。
むしろ苦しいことばかりです。
しかし、だからこそ、それを乗り越えて、達成できた時の喜びはかけがえのないものです。
このように、自分自身で目標を決め、その目標に向けてプロセスを考えることは、人生を生きていく上でとても重要です。
是非、かけっこ・水泳予備校【名古屋校】で、まずは一緒に【目標に向けて行動する力】を身につけていってみませんか?
2021年も残りあとわずかですね。
皆様、今年も一年誠にありがとうございました!
来年もどうぞよろしくお願いいたします!
良いお年をお迎えください(^ ^)