こんにちは。
なかい予備校グループなかい水泳予備校名古屋校の島﨑です。
新年度がスタートしましたね。
新しい環境にも慣れてきましたか?
新しい事の経験や今までとは違う人達と関わることは、気づかないところで体と心が疲労していることがありますので、ゆっくりと慣れていきましょう。
実は、4月は私の誕生月です。先日、無事に年を重ねることが出来ました♪
一人の水泳個人指導者として、今後も精進してまいります。
どうぞ皆様、今後ともよろしくお願いします。
さて、春が過ぎると夏になり、プールの季節となります。
今回はプールが始まる前の予習として、「推進力」と「水の抵抗」についてお伝えしていきます。
「推進力」とは
水泳では水中で体を前に進ませる力のことを「推進力」と言います。
「推進力」について、私のクロールを泳いでいる写真①を基に解説していきます。
赤色の矢印は体が進んでいく方向で、黒色の矢印は腕の掻きで水を押していく方向です。水を後ろに押すことで、前に進んでいくことが理解できます。
「クロールで一生懸命、腕の掻きとバタ足をしているのに前に進んでいかない。」と悩んでいる方は、後ろの方向へ水を押せているかを振り返ってみましょう。
クロールの推進力は、腕の掻きが多くの割合を占めています。
腕の掻きが7〜8割で脚の力が2〜3割と言われるほど、水中での腕の掻きは体を前に進ませるには大事です。
スポーツは違いますが、カヌーの一種であるカヤックと水泳は共通する部分が多いです。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%A4%E3%83%83%E3%82%AF
私自身、レッスンではカヤックに例えて、泳ぎ方を指導しています。
カヤックのような動きすることで、「推進力を上げる練習を行います。
プールで泳ぎを習う前に、どのように泳いだら「推進力」は上がるかということを理解すると、水泳の楽しさが倍増しますよ♪
「水の抵抗」とは
体が前に進んでいる時に、後ろ方向に力が加わっている力のことを言います。
泳ぐ時の水の抵抗は3つあります。
今回はお伝えしませんが知識をより深めたいという方は以下のリンクよりチェックしてみてくださいね。
ここでも私がクロールを泳いでいる写真②を基に解説していきます。
水の中を進む時は、体を出来るだけ一直線にすることが理想的です。
黒の線が一直線になっていますよね。
しかし、キック動作している左膝から足先を見ると、左膝が曲がっていることが確認できます。
赤色の線の部分です。クロールを泳ぐ時のキック動作の際に、膝が曲がりすぎると体が下に沈む原因になります。
そして水の抵抗が大きくなり、前に進んでいくスピードが減速してしまいます。
「バタ足を頑張っているのに全然進まない。」というような声は良く耳にしますが、前に進もうとしているのに中々進んでいかない原因は、自分の体の状態によって水の抵抗が大きくなっているからです。
どのように身体を動かしたらバタ足で水の抵抗を減らせるかというと、イルカのようにしなやかに脚全体を動かすことが重要です。
クロールやバタ足で「スーッ」と前に進めるようになりたい方は、イルカのようにしなやかキック動作で水の抵抗を少しでも減らせるように指導者から教わることがおススメします♪
「推進力」と「水の抵抗」について興味を持ってもらえたでしょうか?
少しでも「へー!」と思ってくれたら嬉しいです。
私がこの「推進力」と「水の抵抗」について真剣に考え、泳ぎ始めたのは19歳の時でした。
私は気づくことが少し遅かったですが、これから「泳げるようになりたい。」「オリンピックに出場したい。」と目標や夢を持っている子が居たら、本日お伝えしたことを少しでもイメージしながら水泳のレッスンに取り組んでみてください。
泳ぎの上達は早くなりますし、選手として頑張っている子は世界で活躍するトップスイマーも夢ではありません。応援しています!
なかい水泳予備校 名古屋校では、水泳のマンツーマンレッスン・プライベートレッスンを行っています。
・練習を頑張っているのに結果がでない。
・目標にしている大会に向けて、更にレベルアップしたい!
・水泳が楽しくない。
このように悩みを抱えている方いましたら、どんな小さい事でもなかい水泳予備校へご相談くださいね。体験レッスンも受付中です!
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