大人になってからも生かされる!競泳を通して得られるスキルとは!?【part 7】

こんにちは!株式会社なかい水泳予備校グループの水泳予備校【名古屋校】です!
水泳予備校では、「水泳」を通してお子様の運動発達を促します!

今回まで「大人になっても活かされる!競泳を通して得られるスキル」について記事を書かせていただきましたが、part7でシリーズ最後の記事となります。
今回のテーマ「人間力」についてです。

人間力を高める

「人間力」を高めるとはどういうことでしょうか?
スポーツ選手は継続して練習をすれば、必ずいい結果が出るとは限りません。
競泳の場合、自己記録が数年も更新出来ずに競技生活を送ることだってあります。

私は200m個人メドレーを専門種目としていましたが3年以上も自己記録を更新出来ずに苦労をしたことがあります。
努力が報われない…そんな時がありました。
でもその時、私は、自分の夢や目標に向かって、「今、自分が何をすべきなのか?」ということを自問自答して、前に進んでいくことを意識しました。
水泳が好きで、好きだから努力しようと思いました。
その結果「自分」という存在がどんどん磨かれて、人間力が高まっていったと思っています。

努力は”誰か”が見てくれている

大学時代1、2年目はレギュラー落ちをして、3年目に懸けていました。
何故かというと、大学水泳部の当時のルールで3年目にレギュラー落ちをすると競技者を引退するという決まりがあったからです。

3年目の7月上旬にレギュラー入りを決める最後の大会があったのですが、自己記録を更新したものの部が定める標準記録に0.5秒ほど届かなかったのです。
そのレースを終えた日の夜に、私は先輩方に呼ばれ「監督にもう一度チャンスをもらいな。」と背中を押してもらい、監督に再チャレンジの申し出をしました。

その約1週間後に特別に計測をしたのですが、そこでも自己記録を更新したにも関わらず記録を突破することができなかったのです。
あと0.3秒足りませんでした。
「もう、引退だ。」と思い、数日を過ごしていた所、再びチャンスが突然訪れたのです。
それは監督から「もう一度チャンスをやる!」と言ってくれたのです。

自分自身諦めていたので非常に驚きました。
水泳選手としての記録の評価だけでなく、普段の生活や学業、部に対する貢献度やリーダーシップなど、あらゆる視点からの評価を受け、自分自身にチャンスが再度舞い込んできました。

それと共に全国トップレベルの選手だけが価値ある人間なのではなく、選手1人ひとりが周りの誰かしらに良き影響を与えていると思っていいのだと自分自身に自信が持てた瞬間でした。

監督からのチャンスを最後の最後で私はものにし、標準記録を突破し、レギュラーにも入ることが出来て全国大会に出場することができたのです。

このスキルは日常生活でも生かされる

人間力が高い人の特徴として、
・挨拶ができる
・夢や目標に対して努力し続けられる
・人や物に対して優しい、思いやりがある
・リーダーシップがある
一部ではありますが以上のことが挙げられます。

つまり、人間力は水泳の時だけではなく、水泳人生が終わった後の人生にも活かせるものです。

人間力を高めるのは、人生を豊かにしていくためです。
「水泳やっている時は楽しかったなぁ。あの頃に戻りたいな。」と過去を思い続けて10年過ごすのか。
「水泳時代の経験を生かして世の中の人が豊かになるようなサービスを提供するぞ!」と思い、未来を見据えて過ごしていく10年では雲泥の差が生まれます。
どっちが良くて悪いということはありませんが、確実に自分の人生が豊かになるのは後者だと私は強く思います。
自分がビジョンを掲げて生活していれば、共感し、人が集まる。
その仲間と新たな価値を創造することもできます。
自分が好きだと感じることを続けられる程、幸せなことはありませんよ。

水泳予備校【名古屋校】では、泳力向上や競技力向上をするために様々な視点からアドバイスをしております。
是非、水泳予備校【名古屋校】で一緒に【人間力】を身につけて、夢や目標に向かってトライ出来る人になろう!私たちは全力であなたを全力でサポートしていきます。